ヤクルト・高梨 400万円増3700万円で更改 30歳迎える来季「ローテション1年間守る」

[ 2020年12月8日 14:56 ]

ヤクルト高梨
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 ヤクルトの高梨裕稔投手(29)が8日、都内の球団事務所で契約更改に臨み、400万円増の3700万円でサインした。(金額は推定)

 今季は18試合に先発し3勝6敗、防御率4・12ながら年間を通じローテーションは守った。ただチームが求める“貯金を増やす”先発に程遠いことは理解している。

 「結果より内容を評価してもらいました」としながら「チームも最下位ですし、自分の成績を見ても悔しいなと思うことが多かった。今年は試合をつくれたことも多かったと思うけど、来年はそこを勝ちにつなげていかない」と意気込んだ。

 課題解消へ、すでにトレーニングは始めている。「下半身周りや体幹(強化)は今までで一番追い込んでいます。キャッチボール後も、変わってきたのは見えてきた。(今季は)1回にできたことが5、6回になるとできなくなったので、そういう部分をなくしたい」。

 21年は節目の30歳を迎える。「ローテションに穴を空けず、1年間守ること。そこにチームの勝ちをつけたい。ここ2年間は負け数が上回っているので、勝ち数が負けを上回れるくらい投げられれば、チームの順位もあがってくる」。16年新人王時の輝きを取り戻すべく、高梨が語気を強めた。

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2020年12月8日のニュース