崖っ縁のロッテが先制 4番復帰の安田が2点適時二塁打「コースに逆らわずに打つことができて良かった」

[ 2020年11月15日 13:19 ]

パ・リーグCS第2戦   ロッテ―ソフトバンク ( 2020年11月15日    ペイペイD )

CS<ソ・ロ>初回1死二、三塁、左2点適時二塁打を放つ安田(撮影・島崎忠彦)
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 日本シリーズ進出には3連勝するしかないロッテが先制した。

 初回、1番・荻野が左前打、2番・藤原が四球で出塁すると、3番・清田の投ゴロで1死二、三塁と好機を演出。そして、この日4番に入った安田が左中間への2点適時二塁打を放って先制した。

 シーズン中に86試合連続で4番を務めた若き主砲。しかしシーズン終盤は不振のために7、9番での起用が続いていた。前日の第1戦は7番での出場だったが、千賀から先制2ラン。この日は4番に復帰し、一振りでチームに勢いをつけた。

 さらに打線は四死球で満塁とし、7番・福田の二ゴロの間に1点を追加した。

 優勝したソフトバンクに1勝のアドバンテージがある4試合制で、勝ち星が同じなら上位球団が勝者となる。ロッテは3連勝するしかなく、崖っ縁に追い込まれている中で、貴重な先制となった。

 ▼ロッテ・安田(初回に先制2点適時二塁打)打ったのはツーシームです。チャンスだったので何とかランナーを還したいと思っていました。コースに逆らわずに打つことができて良かったです。次の打席も頑張ります。

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