MVPのソフトバンク・中村晃は「みんなでつかんだ2勝。あと4つ」 CS5年連続弾は最多タイ記録

[ 2020年11月15日 18:21 ]

パCS第2戦   ソフトバンク6ー4ロッテ ( 2020年11月15日    ペイペイD )

<ソ・ロ>最優秀選手賞を受賞した中村晃(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクがロッテを下し、アドバンテージ1勝を含め3勝0敗とし、4年連続20度目の日本シリーズ進出を決めた。MVPは追撃と逆転の2本の2ランを放った中村晃外野手(31)が受賞し、賞金100万円を手にした。

 中村晃は3点を追う2回に右越え2ラン。さらに1点を追う4回2死二塁から右越え逆転2ランを放った。オンライン会見で「何とか勝ちたいという気持ちが結果につながってくれた。みんなでつかんだ2勝だと思う。あと4つ。みんなで一丸となって日本一をつかみとりたい」と選手会長らしく先を見据えた。

 中村晃にとって、プレーオフ、CSのゲーム2打席連続本塁打は、18年ファーストS第3戦のデスパイネ(ソ)以来11人目の最多タイ記録。チームでは73年ジョーンズ(当時南海)、05年ズレータ、前記デスパイネに次ぎ4人目で日本人では初めて。また、CS通算本塁打は8本となり、プレーオフ、CSでは内川(ソ=10本)、中村(西=9本)に次ぐ3位タイに浮上した。左打者では森野将彦(中)の7本を抜き最多になった。なお、16年から続く5年連続CS本塁打も15~19年デスパイネ(15、16年はロッテ)に並ぶプレーオフ、CSの最多タイ記録。同一球団で5年連続は中村が初だ。

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