ソフトバンク連勝で4年連続日本S進出 工藤監督、2打席連発の中村晃に「大きな勇気になった」

[ 2020年11月15日 16:40 ]

パCS第2戦   ソフトバンク6ー4ロッテ ( 2020年11月15日    ペイペイD )

<CS ソ・ロ>2連勝し歓喜のソフトバンクナイン(撮影・島崎忠彦)
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 ソフトバンクがロッテを下し、アドバンテージ1勝を含め3勝0敗とし、4年連続20度目の日本シリーズ進出を決めた。セ・リーグを制した巨人との日本シリーズは21日に第1戦(京セラドーム)が行われる。

 2試合連続の逆転勝ちで決めた。先発の東浜が初回に3失点するなど、4回7安打3失点で降板。「早い回で降板してしまったので、中継ぎの方にもとても申し訳ない気持ち」と話したが、打線が鮮やかに劣勢を跳ね返した。

 3点を追う2回に中村晃が右越え2ラン。さらに1点を追う4回2死二塁からまたも中村晃が2打席連発となる右越え逆転2ランを放った。「(東浜)巨に助けてもらった試合もたくさんあったので、負けをつけさすわけにはいかない」という選手会長のバットに、続く松田宣も左越えソロ。2者連続アーチで突き放した。

 工藤監督はお立ち台で「(中村晃の)2本のホームランは素晴らしかった。大きな勇気となった」と称えた。

 守備も光った。3点ビハインドの2回2死二塁では清田の中前へ抜けそうなあたりを二塁手の川島が食い止めた。2対3で迎えた4回の守備では、1死一、三塁のピンチを迎えたが、捕手の甲斐が一塁走者の藤原の二塁盗塁を阻止。「次の1点」を防いだことが、逆転を呼び込んだ。

 21日から巨人と2年連続の日本シリーズを戦う。昨年は4勝0敗と巨人を圧倒した。4年連続日本一へ、攻守に隙は見当たらない。

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