ソフトB工藤監督日本一の誓い「4連覇できるように」 7回適時打の周東ねぎらう「褒めてあげたい」

[ 2020年11月15日 17:05 ]

パ・リーグCS第2戦   ソフトバンク6―4ロッテ ( 2020年11月15日    ペイペイD )

<CS ソ・ロ>最後を締めた森を迎える工藤監督(中央)(撮影・奥 調)
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 ソフトバンクがロッテを下してアドバンテージ1勝を含め3勝0敗とし、4年連続20度目の日本シリーズ進出を決めた。MVPには中村晃外野手(31)が選ばれた。セ・リーグを制した巨人との日本シリーズは21日に第1戦(京セラドーム)が行われる。

 初戦、第2戦、ともに先制されながらも逆転で2連勝。無傷で駒を進めた。工藤監督は「多くのファンの皆さんが拍手で選手たちに熱い思いを届けてくれたおかげだと思います」と感謝した。

 この日は初回に3点を先制されたが、中村の2打席連続2ランで逆転し、松田もソロを放つなど一発攻勢。さらに、終盤7回には1番・周東が右中間へダメ押しとなる適時三塁打を放ち、ロッテを突き放した。中村と松田のアーチを称えつつ「今シーズン1番(打者)で頑張ってくれた周東にヒット、タイムリーが出たのは次につながると思う。よく打ったな、と褒めてあげたい」と笑顔を見せた。

 投げては先発の東浜が苦しみながらも4回3失点。「コンディショニング的(状態が)上がっていない中で自分のいけるところまで投げてくれた」と評価。その後は自慢の中継ぎ陣を惜しみなくつぎ込んだ。「“何が何でも勝つんだ”“絶対に打たれない”という気持ちが勝利に結びついた」と振り返った。

 ポストシーズンはこれで昨年から12連勝。「選手たちが、どうすれば勝てるのかをコーチとしっかりミーティングをして、対策を練って準備をしてくれたおかげ」と語った。

 最後は「我々はパ・リーグの代表として日本シリーズに出ることになりました。みんなの思いも背負って、4連覇できるように頑張りたい」と表情を引き締めた。

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