マジック14に巨人・原監督「もう一気にいくぐらいのね、気持ちでいますんで…準備はできております」

[ 2020年10月8日 22:14 ]

セ・リーグ   巨人9―7DeNA ( 2020年10月8日    東京D )

<巨・D>声援に応える原監督(撮影・島崎忠彦)
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 巨人はDeNAの猛反撃をかわして9―7で勝利を収め、連敗を阻止。貯金29として2年連続のシーズン勝ち越しを決めるとともに、リーグ連覇へ向けた優勝マジックを1つ減らして14とした。

 4回までに9―1と8点リードしながら最後は2点差に追い詰められての逃げ切り勝ち。試合後、主砲・岡本に先制の25号2ランが出た初回から4回まで毎回の9得点を挙げた攻撃について聞かれた巨人の原辰徳監督(62)は「いや…もう……ねっ!いい攻撃ができたと思います…はい」と苦笑い。「野球っていうのは9イニングの中でっていう部分ではですね。相手も非常にしぶとい攻めをね、してこられ。まあ、最後は厳しい展開になったっていうのが野球っていうのは非常に難しい…まあ、逆に言うならば、面白いスポーツであるというところだと思いますね」と3時間33分の激闘を振り返った。

 また、7回を無四球2失点で7勝目を挙げた先発のサンチェスについては「きょうは…なんか安定感ありましたね。球もちもよく、メカニックという部分でも非常に良かったんではないでしょうか」とし「ストライクを取ることに全く一生懸命にならずにね、自分のピッチングができたっていうのは、非常に良かったと思います」と評価した。

 10連戦を6勝4敗と勝ち越しで終え、再び10日の中日戦(ナゴヤD)からは9連戦がスタートする。「今年はもう最初からそういう日程でね。間髪つけずにもう一気にいくぐらいのね、気持ちでいますんで。そこは全く準備はできております」と力強い言葉で締めくくった。

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