オリックス ロッテに気迫負け 守備の乱れが全て失点 5年ぶりの敵地10敗目

[ 2020年10月8日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1-4ロッテ ( 2020年10月7日    ZOZOマリン )

<ロ・オ20>8回2死一塁、吉田正は空振り三振に倒れる(撮影・沢田 明徳)
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 コロナ禍による大幅な戦力ダウンとなっているロッテに、オリックスが精彩を欠いた。敵軍の一丸姿勢にのみ込まれたかのようにミスを誘発し、敗戦に直結。中嶋監督代行は、「取れるアウトを1つ取っていくべきところで(取らないと)、苦しい展開になっていく」と振り返った。

 守備の乱れが全失点につながった。指揮官が「防いでいかないといけない」と指摘したのは1―3の7回無死一塁。送りバントを試みた茶谷の投ゴロを2番手・山田が二塁悪送球。その後、1死二、三塁を招き、代わった比嘉が中村奨に中犠飛され駄目を押された。

 初回2死一塁では、安田の二遊間のゴロを処理した遊撃・安達は一塁送球ではなく、バックトスで二塁封殺を狙ったが間に合わず危機拡大。指揮官は「難しいプレーですし、そこに関してはね」と責めることはなかったが、直後の井上の3ランを招く要因となった。

 今季ZOZOマリンで1勝10敗。敵地シーズン10敗は15年西武プリンス(11敗)以来5年ぶりで、屈辱にまみれた。 (湯澤 涼)

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2020年10月8日のニュース