巨人、最後はヒヤヒヤも…今季勝ち越し決定でM14 岡本9戦ぶり2ラン含む3打点 サンチェス7勝目

[ 2020年10月8日 21:33 ]

セ・リーグ   巨人9―7DeNA ( 2020年10月8日    東京D )

<巨・D>力投する巨人先発のサンチェス(撮影・森沢裕)
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 巨人はDeNAの猛反撃をかわして9―7で勝利を収め、連敗を阻止。貯金29として2年連続のシーズン勝ち越しを決めるとともに、リーグ連覇へ向けた優勝マジックを1つ減らして14とした。DeNAは3カード連続の負け越しで借金3となった。

 巨人は初回、主砲・岡本に9試合ぶりの一発となる右越え25号2ランが出て先制すると、2―1で迎えた2回には2死二塁から吉川尚の左前適時打などで2点を追加。4―1で迎えた3回には丸が3戦連発となる右越え21号2ランを放って6―1と序盤で大量5点のリードを奪った。

 4回にも岡本の三ゴロと中島の左前2点適時打で3点を加え9―1とした巨人。9―2で迎えた8回に2番手左腕・大江がオースティンに2ラン、3番手・鍵谷がロペスに2ランを被弾して9―6と3点差とされ、ここで登板した4番手・高梨も打たれたものの9―7でこの回終了。最後は守護神デラロサを投入して逃げ切った。先発右腕・サンチェスは7回5安打2失点好投で自己最多の3連勝を飾り、今季7勝目(3敗)を挙げている。なお、通算2000安打にあと26本としている坂本は欠場。小林は5回の第3打席に今季通算17打席目にして待望の今季初安打をマークしている。

 DeNAは今季初の中5日となった先発右腕・井納が2回4安打4失点で降板。3回から登板した2番手左腕・砂田も先頭・岡本に安打された後で続く丸に2ランされ、4回には先頭・吉川尚への頭部死球で危険球退場となるなど、踏ん張り切れず。2―9で迎えた8回にはオースティン、ロペスと2本の2ランなどで一挙5点を挙げて2点差まで詰め寄ったが、及ばなかった。

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