ソフトバンク リリーフ陣奮起で西武と引き分け 2位ロッテとはゲーム差1で変わらず

[ 2020年10月8日 22:04 ]

パ・リーグ   ソフトバンク4―4西武 ( 2020年10月8日    メットライフD )

<西・ソ>9回を無失点に抑え、笑顔の森(左)と捕手・甲斐(撮影・吉田 剛)
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 首位ソフトバンクは4―4で4位西武と延長10回引き分け。降雨中止となった2位ロッテとはゲーム差1で変わらず。先発の石川は6回まで1失点と好投するも4―1とリードした7回、山川に痛恨の24号3ランを浴び白星を逃した。打線は5回以降無安打と相手リリーフ陣を打ち崩せず。それでもリリーフ陣が奮起し、9回には1死満塁のピンチを迎えたが守護神・森が後続を打ち取り無失点。劣勢の展開で踏ん張り、辛くも同一カード3連敗は逃れた。

 ソフトバンクは2回、1死三塁から松田宣の左線への適時二塁打で先制。その裏、先発の石川がメヒア、栗山に連打を浴びあっさり同点とされるも3回に勝ち越し。中村、柳田の連打などで2死二、三塁とし栗原が右前へ2点適時打。さらに2死一、三塁から松田宣の内野安打により1点を追加。4―1とリードを奪った。

 援護を受けた石川は走者を出しながらも粘りの投球で3回から6回まで無失点。しかし7回に痛恨の被弾。2死一、三塁から山川に24号3ランを浴び、再び同点に追いつかれた。

 4―4の9回からは守護神・森がマウンドに上がると、先頭の栗山に二塁打を打たれ代打・岡田の投犠打により1死三塁のピンチ。山川、外崎を2者連続申告敬遠で1死満塁とすると木村を空振り三振。続く金子を右飛に打ち取り、無失点で切り抜けた。

 10回は4番手の高橋礼が源田、森と連続四球で無死一、二塁としてしまうがメヒアを空振り三振。代打の中村は一邪飛、呉は三邪飛に抑え引き分けた。

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