阪神 助っ人アベック弾をきっかけに打線爆発 5連打で野村KO

[ 2020年10月8日 19:58 ]

セ・リーグ   阪神―広島 ( 2020年10月8日    マツダ )

<広・神>6回無死、ボーアは右越え本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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 阪神は両助っ人砲のアベック弾をきっかけに、広島の投手陣をめった打ちした。

 6回先頭でサンズが、野村の甘く入ったスライダーを捉えて左翼スタンドに放り込んだ。「西が頑張ってくれていたから、1点でも多くの追加点を取りたいと思って打ったよ。良いバッティングができたね」。9月11日広島戦以来の19号ソロ。久々に“ハッピーハンズ”を決めると、続くボーアは2ボールから高めのカットボールを右翼スタンドに運び、先月25日のヤクルト戦以来、出場11試合ぶりの16号ソロとした。テレビカメラに向けて“ファイアボール”をさく裂させ、「コストコを見ながら打席に立つことができたよ。コストコまでいかなかったけど、良い打球だったね」とジョークを飛ばした。

 “SB砲”のアベック弾をきっかけに打線が爆発。梅野、小幡もヒットを放って無死一、三塁とすると、投手の西勇が右翼への適時打。一挙5連打3得点で野村をマウンドから引きずり下ろした。

 2番手の一岡に対しても攻撃の手を緩めず。近本が中前打を放って満塁とすると、1死から糸井がこの日2本目のタイムリーとなる中前打。大山も中前適時打と打者一巡の猛攻で8―0とした。

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