速度超過運転の西武・佐藤龍世に「懲役3月、執行猶予2年」の判決 「深く反省…グラウンドで結果を」

[ 2020年10月8日 16:43 ]

西武の佐藤龍世
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 西武は、今年4月に法定の最高速度を大幅に超える速度で車を運転して8月に起訴されていた佐藤龍世内野手(23)が8日に東京地裁で開かれた判決公判で、「懲役3月、執行猶予2年」の判決を言い渡されたことを報告した。

 佐藤は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のために自宅待機と不要不急の外出を禁止されていた4月12日、千葉県内のゴルフ場に自家用車で向かう道中、首都高速道路中央環状線山手トンネル内を法定最高速度時速60キロのところ、89キロ超過の時速149キロで走行。球団は8月20日に違反行為があったことを発表し、無期限の対外試合出場禁止とユニホーム着用禁止の処分を科していた。

 球団は判決を受け、佐藤に科した処分(無期限の対外試合出場禁止とユニホーム着用禁止)については当面の間継続すると発表した。

 佐藤は球団を通じて「この度の違反行為は、自らの甘さが招いたことであり、多くの方の信頼と期待を裏切ることとなり、深く反省しております。本日の判決については、大変重く受け止めており、二度とこのようなことを起こさないよう十分に注意いたします。自分が今後できることは、支えてくださっている関係の方々や期待してくださっている多くのライオンズファンの皆さまに対し、グラウンドで結果を残すことだと考えております。その日に向けて、精一杯、練習に励みたいと思います。この度は大変申し訳ございませんでした」とコメントを発表した。

 ◆佐藤 龍世(さとう・りゅうせい)1997年(平9)1月15日生まれ、北海道出身。北海から富士大に進み、3年春の北東北大学リーグで首位打者と本塁打王、同年秋に打点王を獲得。18年ドラフト7位で西武入団。昨季はチームの新人で唯一開幕1軍を果たし、52試合に出場した。今季は1軍の出場はなく、イースタン・リーグでは27試合出場で打率.303、5本塁打、18打点。1メート74、81キロ。右投げ右打ち。

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2020年10月8日のニュース