マー君 「悔しいという気持ちしかない」痛恨2被弾、5回途中5失点で敗戦投手

[ 2020年10月8日 12:42 ]

ア・リーグ地区シリーズ第3戦   ヤンキース4―8レイズ ( 2020年10月7日    サンディエゴ )

5回、先頭のアロザレーナに左越えソロを打たれた田中(AP)
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 大リーグのポストシーズン(PS)は7日(日本時間8日)、ア・リーグ地区シリーズ第3戦(5回戦制)が行われ、ヤンキース(東地区2位)の田中将大投手(31)はサンディエゴでのレイズ(同地区優勝)戦に先発登板。2本塁打を浴びるなどし5回途中8安打5失点で敗戦投手となった。チームは4―8で敗れ、もう1敗もできない崖っぷちに追い込まれた。レ軍はリーグ優勝決定シリーズまであと1勝とし、筒香嘉智外野手(28)は田中に2打数無安打に抑えられるなど5打数無安打だった。

 田中は試合後、「もう悔しさしかないですね。自分自身の状態は前回登板より良かったですし、しっかりと調子を上げてこられていただけに、なおさら結果が出なくて、悔しいという気持ち、それしかないです」と振り返った。結果が出せなかったことを「すべてを言うことはできませんけど。ここ一番、勝負どころでのボールで甘くなってしまった。そこを逃さず打たれたというのが大きいと思います」と分析。4回無死一塁でアダメズに際どい判定で四球を出し、続くキーアマイヤーに勝ち越し3ランを浴びた場面は「マウンド上にいた時は(アダメズは見逃し三振だと)思いました。際どいところだったと思うし、審判の方がボールと言えばボールだと思うし。それ以外は何もないです」と言い、7年契約の最終年で、この日の登板がヤンキースでのラストゲームになる可能性があることには「(頭には)全くなかったです。今もなおないです。もう悔しさしかないですね。悔しいという気持ち、それしかないです」と話した。

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