大谷翔平 一塁守備は「新鮮」 来季の投手復帰に意欲 打撃不振は「心地の良いものではない」

[ 2020年9月5日 10:25 ]

エンゼルスの大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が3日(日本時間4日)、本拠地アナハイムでのアストロズ戦に「4番・DH」で先発出場。試合前にはオンラインでメディアの取材に応じた。

 8月下旬から試合前の練習では外野、一塁の守備練習に取り組んでいる大谷。首脳陣からは「いつとは言われてないですけど、いけるような準備はして欲しいという感じで」伝えられているという。「ファーストとかあまり経験がないので、新鮮な感じはするかなとは思います。ゲームになったらね、そんな余裕はないかなとは思いますけど」と語った。打者専念となった今シーズン。投手としては来季に向けて「投げたいなとはもちろん思っています」と意欲を見せた。

 一方で今季、打者としてはここまで打率1割台と本来の調子を取り戻せずにいる。「心地の良いものではないですけどね」と心境を語った。一方で「ただそういう時期もあるのかなと思うので、ただ偶然にそうなっているわけではないので、技術面でそうなっているだけなので、そこは改善していくしかないのかなと思いますね」と話したように、3日のパドレス戦では、右足を上げる「レッグキック」と右足を上げない「トータップ」を打席ごとに変えるなど試行錯誤している。

 「レッグキックをしたからと言ってタイミングがとりづらいということもないですし、距離感がとりやすいということもないので、それは人それぞれ違かったりとか、もともと上げていたので、メカニック的に上げた時にどこが違うとか、ここがいいとかわかりやすいのかなというのもあるので、それはひとつの手段としてあるのかなと思いますね」と説明した。

 短縮となったシーズンは残り半分。チームも低迷しているが「1個1個勝っていくというか、そこを求めてやっていくしかないので、打率の話もしましたけど、今日10点とって勝ったから2勝3勝出来るわけじゃないので、1勝1勝しっかり、1試合1試合大事にしてやっていくしかないのかなと思います」と前を見据えた。

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