阪神・藤浪 球団ワースト、5回途中11失点KO「チームに申し訳ない」

[ 2020年9月5日 20:49 ]

セ・リーグ   阪神―巨人 ( 2020年9月5日    甲子園 )

<神・巨>5回、11失点で降板する藤浪(右)を見つめる矢野監督(中央)(撮影・北條 貴史)
Photo By スポニチ

 阪神先発の藤浪は4回2/3を9安打11失点と打ち込まれKOされた。

 「大事な4連戦で勝たなければいけない試合でしたが、崩れてしまい、チームに迷惑を掛けてしまい申し訳ないです」

 初回は3者凡退に抑え、幸先のいいスタートを切ったかに思われたが、2回に大城の2点二塁打で先制を許すと3回に悪夢が待っていた。1死満塁から丸に押し出し四球を与えると、なおも満塁でウィーラーに左前2点打を許した。

 ここで相手の流れを止めることはできない。続く大城に中前適時打を打たれ、吉川尚にも左前適時打を浴びた。打者一巡の猛攻を許し、3回まで7安打7失点。序盤に強力打線につかまり、大量失点した。5回も2死満塁で松原の二ゴロを小幡が悪送球。悪い流れは守備にも影響し、大量失点につながってしまい、17年4月27日DeNA戦以来、1227日ぶりの甲子園勝利もお預けとなった。

 阪神のこれまでの個人最多失点は10。18年7月3日にメッセンジャーが中日戦で記録するなど、過去7度記録していた。

続きを表示

この記事のフォト

2020年9月5日のニュース