巨人 11点快勝!今村、8回1失点で3勝目 阪神・藤浪はチームワースト11失点KO

[ 2020年9月5日 22:02 ]

セ・リーグ   巨人11―2阪神 ( 2020年9月5日    甲子園 )

<神・巨>阪神打線相手に力投する今村(撮影・大森 寛明)
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 雷雨のため開始が1時間2分遅れた試合だったが、首位・巨人が今季8度目の2桁得点となる11―2で、2位・阪神に圧勝。同カード4連戦の2試合を終え1勝1敗、ゲーム差を再び7.5に広げた。中盤までに大差がついたため、13連戦中の両チームは、先発メンバーで最後まで出場していたのは、それぞれ2人ずつの4人だった。

 巨人の先発・今村は8回、117球を投げ5安打1失点で、今季負けなしの3勝目。

 打線は2回、先頭の4番・岡本が11試合連続安打となる右中間への二塁打で出塁し、丸が空振り三振に倒れたが、続くウィーラーがストレートの四球で出塁した1死一、二塁で大城が左中間へ2点タイムリー二塁打を放った。

 3回にも制球に苦しむ藤浪を攻め打者10人の攻撃で4安打と押し出しを含む2四球で一挙5点を加えた。まず、先頭の坂本が左前打、亀井の中前打の打球の処理を近本がもたつく間に坂本は三塁まで進み、続く岡本が四球の1死満塁で、丸が押し出しの四球で加点。続くウィーラーが左前へ2点タイムリー、大城、吉川尚も連続タイムリー放ち7―0と突き放した。

 5回にも1死から大城の中越え二塁打、今村の四球に藤浪の暴投、坂本の四球でで2死満塁とし、松原は二ゴロも、送球ミスが出て2点を追加。亀井も中前タイムリーを放ち11―0とし、藤浪をKOした。

 阪神の先発・藤浪は初回は3人で抑えたが、5回2/3を9安打11失点KO。6奪三振も6四球と制球に苦しみ、11失点は球団ワースト記録となった。

 打線は6回まで今村の前に3安打に封じられた。ようやく7回に大山が右翼へ2試合連続となる自己最多の15号ソロを放ち1点。9回にも2死二塁から坂本のタイムリーで1点を返したが、失点が多すぎた。

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