ダル、日本投手初の快挙7戦7勝! 7回1安打1失点11K、5回まで完全投球 チームは連敗阻止

[ 2020年9月5日 12:16 ]

ナ・リーグ   カブス4―1カージナルス ( 2020年9月4日    シカゴ )

カージナルス戦に先発したカブスのダルビッシュ(AP)
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 カブスのダルビッシュ有投手(34)が4日(日本時間5日)、本拠地シカゴでのカージナルス戦に先発登板し、ハーラートップの今季7勝目(1敗)を挙げた。7回1安打1失点、11三振を奪う好投で防御率はリーグトップの1・44。今季初登板で黒星を喫したが、その後は7戦7勝で日本投手初となる快挙を達成した。チームは4―1で2連敗を阻止。2位カージナルスに4・5ゲーム差をつけて首位をキープしている。

 今季8度目の先発マウンドとなったダルビッシュ。初回に先頭から2者連続三振を奪うなど、3者凡退の立ち上がりを見せた。さらに、見方打線が2点を先制すると5回までパーフェクトピッチングを披露。5回には4番・ミラー、5番・デヨング、6番・モリーナから3者連続三振を奪うなど圧倒した。

 しかし3―1の6回、先頭の7番・カーペンターにスライダーを右中間へ運ばれてソロ本塁打となり、この日初の走者を許した。それでも、後続を抑えて追加点は許さず、7回もマウンドへ。3番・ゴールドシュミッド、ミラーから2者連続三振を奪うなどして3人で仕留めた。
 
 この回を投げ終えて降板となったダルビッシュ。7回で101球を投げ、1安打1失点11奪三振で防御率は1・44となった。

 前回登板のレッズ戦(シンシナティ)では6回7安打無失点で今季6勝目。今季初登板で黒星を喫したが、その後は7戦7勝と好調をキープしている。

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2020年9月5日のニュース