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152キロ右腕・小園が締めた 市和歌山が公式戦6連敗中の智弁和歌山に4年ぶり勝利

[ 2020年9月5日 13:07 ]

令和2年度和歌山県高校野球新人戦 準決勝   市和歌山6―3智弁和歌山 ( 2020年9月5日    田辺スポーツパーク野球場 )

<市和歌山・智弁和歌山>最後の打者を三振に仕留めガッツポーズする市和歌山・小園健太
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 市和歌山が公式戦6連敗中の宿命のライバル・智弁和歌山を、新チームとなって初めての大会で16年夏の準々決勝以来、4年ぶりに破った。2回に2点を先制すると、同点に追いつかれた6回2死一、三塁から「5番・左翼」の田中省吾(2年)が左越えへ決勝の3ラン。結局一度もリードを許すことなく、7回からは最速152キロを誇る来秋ドラフト候補右腕のエース小園健太(2年)が救援し3回1失点(自責0)で締めくくった。

 「和歌山でいちばん意識してきた、特別な相手。いつも以上に気持ちを前に出して投げました」

 7回には野手の失策絡みで1点を失ったが、この日最速146キロを計測した直球は切れ味抜群。計5三振を奪い、マウンドに仁王立ちした。最終回には「いちばん難しくて、大事なところ」と一段と気合のこもった投球で1球ごとに雄叫びを上げながら、最後の打者を三振に仕留めてガッツポーズ。「力感をテーマにしていたので、いいコースに投げ分けられた」と納得顔で試合を振り返った。

 先月1日の県の独自大会3回戦で宿敵に敗れた後、貝塚ヤング(大阪)時代からバッテリーを組んで5年目になる、こちらも来秋ドラフト候補の4番を張る松川虎生(こう=2年)と、互いの帽子のつばに「最高のバッテリー 勝利」と書き合い、打倒・智弁和歌山を誓ってからわずか35日後に、第一関門を突破。ただ、来春選抜出場が懸かる秋季大会2次予選では、順調に勝ち進めば再戦となる可能性が高い。「今日勝って満足してたらダメ。優勝して、2次予選、近畿大会と勝ち進んで甲子園に出られるように」。「相棒」と呼ぶ松川とともにチームの軸として、まずは自身初、市和歌山としては2年ぶりの聖地へひた走る。

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