オリックス 吉田正の22試合連続安打も実らず、66試合目で自力CS消滅 山岡背信の3被弾

[ 2020年9月5日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス3-4楽天 ( 2020年9月4日    楽天生命パーク宮城 )

<楽・オ10>初回2死二塁、先制の中前適時打を放つ吉田正(撮影・尾崎 有希)
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 オリックスは逆転負けで自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出圏内となる2位の可能性も消滅した。8月21日の指揮から13戦目で、屈辱の節目を迎えた中嶋監督代行は「もったいない、という言葉が出ますね」と唇をかんだ。

 振り返ったのは、故障離脱から復帰2戦目となった山岡の「悔投」。9奪三振も浅村の2打席連発を含む3被弾などで7回4失点。開幕投手を務めたエースを立てた一戦で霧散した。

 打線も初回に吉田正が自己最長を更新する22試合連続安打となる中前適時打で先制。球団記録はパ・リーグ記録でもある71年長池徳二(阪急)の32試合で、球団OBのイチローが94年に2度記録した23試合連続安打に、あと1とした。則本昂が緊急降板し相手を上回る9安打を放ちながら、決定機を逸した。

 2連敗で、借金は今季ワーストタイの19。中嶋監督代行は「(自力CSの可能性は)付いたり消えたりするもの。ゼロにならない限り、終わりまでは絶対に諦めない」と前を向いた。 (湯澤 涼)

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