心優しく、男前…梨田昌孝さん 一日も早く得意のだじゃれを聞かせてほしい

[ 2020年4月7日 09:30 ]

梨田昌孝氏
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 スポニチ紙面では毎年12月、その年の「隠しマイク大賞」を選出、表彰している。春季キャンプから日本シリーズまで、名物コーナー「隠しマイク」に掲載されたものの中から「大賞」を選ぶのだ。

 17年、第9代隠しマイク大賞に輝いたのが当時楽天監督の梨田昌孝さんだった。紙面には「だじゃれ王」と書かれた扇子とトロフィーを手にした笑顔の写真が掲載されている。「待ちに待ったタイトルだな、と。今年一番うれしいですね。(シーズンで)優勝を逃しちゃったのでね…」とのコメントには、心優しい梨田さんのサービス精神があふれている。

 今月1日、梨田さんが新型コロナウイルスに感染し、重度の肺炎で入院していることがマネジメント会社から発表された。入院の発表後、経過を聞くために記者も何度かマネジメント会社に電話を入れた。「これまでと状況は変わっていません」との答えを聞くたび、梨田さんの一日も早い回復を祈らずにいられなくなる。

 「隠しマイク大賞」に輝いた梨田さんは監督時代、得意の「だじゃれ」で常に報道陣を笑わせてくれた。穏やかな語り口に柔らかい物腰。ファンもNHKの野球解説などで知っていると思う。さらに近鉄の監督時代の98年には小林繁投手コーチ、真弓明信打撃コーチとの「男前三人衆」で近鉄百貨店の広告にも起用されるなど、非常にダンディーな人でもある。

 梨田さんは現在も集中治療室(ICU)に入り、人工呼吸器を付けての治療が続けられているという。一日も早く元気に。そして回復を願っていた全国のファンに、明るい声で得意のだじゃれを聞かせてほしいと、心から思う。(記者コラム・鈴木 勝巳)

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