広島ドラ1・森下 心配無用!不測の状況下も「やることは変わらない」7日から全体練習再開

[ 2020年4月7日 05:30 ]

広島・森下
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 広島のドラフト1位・森下暢仁投手(22=明大)は、プロ1年目のシーズン開幕が見通せない不測の状況下においても、心配無用を強調した。開幕を逆算することなく目の前の調整に集中する構え。チームは4日からの全休日を終え、7日からマツダスタジアムでの全体練習を再開する。

 強がっているわけではない。新型コロナウイルスの感染拡大という“見えない敵”に翻弄(ほんろう)され続けるプロ野球。ただでさえ、不慣れなルーキーにとっては酷といえる開幕延期も、森下に焦りの色は見当たらない。

 「これまでは、与えられた次の試合で結果を残したいと思って準備してきました。(開幕を)逆算して…とかではなかったので(登板間隔が)空いたとしてもやることは変わらないです」

 3月22日の中日との練習試合を最後に対外試合から遠ざかり、今月上旬に予定されていた4イニングの紅白戦登板も開幕再延期によって白紙となった。3月30日にはブルペンで80球を投げ、一度仕上げた状態を実戦以外の場で維持することに努めている。「ブルペンはブルペンで…としっかり考えてやってきた。その日その日のコンディションがあるので、そこを考えながらやっています」。沢崎投手コーチも「試合が続くプロの生活を、まだ経験していない分、逆に大丈夫なのかもしれない」と分析した。

 オープン戦では4試合に登板し2試合で無失点投球を展開するなど開幕ローテーション入りは内定。「直球で打たせて取れたり、ファウルを取れたことは、自信を持っていいと思います」。22日の中日戦では、6回を投げ101球と球数がかさんだだけに「初球からのカウントの取り方を考えていきたい」と実戦での修正機会を待ち望んでいる。

 もちろん、悩みもある。観客の入った対外試合は、2月22日のヤクルトとのオープン戦の1度しか経験していない。「めちゃくちゃ不安です。(無観客に)慣れてしまうと、人が入ったときに力みにつながると思う。イメージし過ぎず、何も考えずにパッといきたい」。開幕後も観客の入場制限は確実な状況とはいえ、新人ならではの不安を抱えながら本番を迎えることになる。

 「開幕のことは気にせずに一回一回をしっかり考えて投げていければいいと思います」。柔軟に対応できる調整能力も「即戦力」として期待される森下の強みだ。(河合 洋介)

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