日本ハム・杉浦 6回まで完全投球、7回吉田正に二塁打許すも移籍初の90球

[ 2019年9月26日 20:22 ]

パ・リーグ   日本ハムーオリックス ( 2019年9月26日    札幌D )

日本ハムの先発投手・杉浦(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムの杉浦稔大投手(27)が26日、本拠地でのオリックス戦に先発し6回2/3を1安打に抑えた。7回、オリックス3番・吉田正に二塁打を許すまで一人の走者も許さぬパーフェクトピッチングを披露した。

 杉浦は今年4月23日の楽天戦(札幌D)でも5回パーフェクトの投球をしており、またも本拠地で快投を披露した。今季はヤクルト時代の16年に記録した自己最多の3勝に到達しており、今季4勝目を目指したマウンド。この日は初回に左太腿前に打球を受けたが影響を感じさせず90球をテンポよく投げ込んだ。6回には圧巻の三者連続三振斬り。移籍後初の7回のマウンドに上がった。

 ここまで一人の走者も許さぬ完全投球だったが、7回2死走者なし、オリックス3番・吉田正に右前二塁打を打たれ、惜しくも94年巨人時代に槙原寛己が達成した以来25年ぶりとなる完全投球ならず。ノーヒットノーラン達成もならなかったが、オリックス打線を完璧に封じた。今季は古傷の右肩をかばい登板間隔を空けながらの投球となったが、来季へ確かな手ごたえをつかんだ。

 杉浦は今季、オリックス相手にこれが2試合目の登板。この日まで1勝0敗、防御率0.00に抑えていた。今シーズン最期の登板を“お得意様”相手に完璧な形で飾った。

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2019年9月26日のニュース