由規、故郷での最終戦で“復肩”猛アピール MAX150キロで2奪三振、3者凡退でピシャリ

[ 2019年9月26日 21:18 ]

パ・リーグ   楽天7―1西武 ( 2019年9月26日    楽天生命パーク )

<楽・西>9回から登板した由規 (撮影・西川祐介)
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 今季から育成選手として楽天入りし、7月に支配下契約を結んだ由規(本名・佐藤由規)投手(29)が26日、1軍初昇格。同日行われた西武との今季最終戦(楽天生命パーク)で移籍後初登板を果たし、MAX150キロをマークして2三振を奪うなど1回を3者凡退に仕留めて“復肩”を猛アピールした。

 7―1と大量リードで迎えた9回、4番手として登板。先頭の代打・愛斗に148キロ、147キロ、146キロ、149キロと4球連続直球を投げこむと、5球目となった高めのスライダーで空振り三振。続く木村の初球に150キロを計測すると、2度目の150キロとなった5球目で一ゴロに打ち取り、3人目の熊代は2球で追い込んだ3球目の外角高め147キロで空振り三振に斬って取った。

 9回にベンチから姿を現した由規がマウンドへ向かうと、故郷の楽天ファンは割れんばかりの大歓声。ヤクルト時代の昨年6月2日楽天戦以来481日ぶりの1軍マウンドでMAX150キロをマークし、右肩痛からの完全復活を印象づけた故郷のヒーローにスタンドのボルテージは上がりっぱなしだった。

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