西武ドラ1松本航、両リーグ新人単独トップ8勝目ならず 初回いきなり41球3失点 5回5失点で降板

[ 2019年9月26日 19:54 ]

パ・リーグ   西武―楽天 ( 2019年9月26日    楽天生命パーク )

<楽・西>西武の先発・松本航 (撮影・西川祐介)
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 西武のドラフト1位ルーキー、松本航投手(22=日体大)が両チームの今季最終戦となった楽天戦(楽天生命パーク)に先発登板。浅村の2ランなどで初回に一挙3点を失うなど5回6安打5失点で降板し、両リーグ新人単独トップとなる8勝目を逃した。

 9月は試合前まで2勝0敗、月間防御率2・33と好調だった松本航。だが、初回からいきなり41球を投げて3点を失う苦しい立ち上がりとなった。1番・オコエに中前打されると二盗を許し、続く辰己の左翼線を抜く二塁打で先制点を献上。さらに3番・浅村には真ん中へ入ったシュートを左中間スタンドへ叩き込まれて13球で3点を失った。浅村にはこの打席で通算9打数4安打。4安打中3安打が本塁打という痛恨の一発となった。

 2回は3者凡退に仕留め、3回は味方の失策と盗塁などで1死二塁のピンチを迎えたが無失点。だが、4回には足立にフルカウントからの6球目、内角高めに外れたボール球の直球を左翼スタンドへ運ばれ4点目を失った。5回には2安打に自身の暴投、四球で満塁とされてから犠飛で5失点目。この回を投げ切り、降板となった。

 松本航の投球内容は5回で打者26人に対して114球を投げ、6安打5失点。5三振を奪い、与えた四球は2つだった。

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2019年9月26日のニュース