西武・辻監督「そんなんじゃ困る」 CS見据え松本航、今井に苦言

[ 2019年9月26日 22:32 ]

パ・リーグ   西武1―7楽天 ( 2019年9月26日    楽天生命パーク )

<楽・西>5回を終えた松本航(左)は山野辺と握手をかわす (撮影・西川祐介)
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 歓喜のリーグ連覇から2日。楽天との今シーズン最終戦に登板した松本航、今井に対して辻監督が苦言を呈した。

 両リーグの新人単独トップの8勝目を狙ったドラフト1位・松本航は、初回に浅村に2ランを浴びるなど5回6安打5失点。今季4敗目を喫し「ボールが浮いてしまって自分の投球ができなかった。フォームもばらついたし、全体的に修正できなかった」。

 松本航は肺炎で開幕から出遅れたものの、その後はルーキーながら奮闘。辻監督も「まだまだ打線に助けられている部分は多い。発展途上だけど、少しずつ成長した。良く投げたと思う」と評価しつつも、この日の投球に関しては辛口だった。

 リーグ優勝が決まった直後。モチベーションを高めるのが難しいか、と報道陣に問われた指揮官は「そんなんじゃ困る。調整でやってるんじゃない。また楽天とは(CSで)対戦するかもしれない。キチッと抑えておかないと」と語気を強めた。

 8回には今井がリリーフでマウンドへ。登板間隔が空くための措置だったが、こちらも1回2安打1四球で1失点。指揮官は「1イニングだし、真っすぐだけで抑えるぐらいの気持ちにならないかな…。寂しいね」と話した。

 両右腕とも、CSファイナルステージでは先発の一角としてマウンドに上がる見込み。期待が大きいだけに、辻監督は厳しい言葉を投げかけた。

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2019年9月26日のニュース