ソフトB周東 プレミア12で侍J候補に「準備をするだけ」

[ 2019年9月26日 05:30 ]

「プレミア12」の侍ジャパン代表候補にリストアップされていることが分かった周東
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 ソフトバンク・周東佑京内野手(23)が、11月に開催される「プレミア12」の侍ジャパン代表候補にリストアップされていることが25日、分かった。

 周東は2年目の今季、開幕前に育成選手から支配下選手登録され、俊足を生かしてチーム最多の25盗塁。後半戦は主に終盤の勝負どころでの代走で起用され「プレッシャーには慣れてきた。いつでもスタートを切る準備をするだけ」と話す。内外野の守備でも貢献しているが、足のスペシャリストとして白羽の矢が立ったもようだ。

 周東はルーキーイヤーだった昨年、コロンビアで開催されたU23ワールドカップで稲葉監督が指揮を執る中、初めて日の丸を背負った。1本塁打も放ったが、全4安打中2本が内野安打と快足をアピールした。侍ジャパンの山中正竹強化本部長は「勝たなくてはいけない。今までのように試すという要素は今回は入らない」と必勝態勢で臨む方針。今回のプレミア12でフル代表として選出されれば「足攻」がここぞの切り札となりそうだ。

 9月には予備登録メンバー60人が決定。10月3日までに最終メンバー28人が発表される。ソフトバンクでは千賀、甲斐らに続き、育成選手からはい上がった周東が、侍ジャパンのサプライズ選出となるか注目される。

 ◆周東 佑京(しゅうとう・うきょう)1996年(平8)2月10日生まれ、群馬県出身の23歳。東農大二時の3年夏は群馬大会決勝で敗退。東農大北海道オホーツクから17年育成ドラフト2位でソフトバンクに入団した。昨季はフレッシュ球宴で優秀選手に輝き、ウエスタンで盗塁王獲得。10月のU23W杯の日本代表に選出された。今年3月26日に支配下選手登録。1メートル79、67キロ。右投げ左打ち。

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2019年9月26日のニュース