右足手術のトラウト 笑顔で「状態は良い」、大谷にねぎらいも

[ 2019年9月26日 10:27 ]

術後の経過報告を含めた今季総括会見に臨んだトラウト(撮影・柳原 直之)
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 右足神経腫の除去手術を受け、今季残り試合の欠場が決まっているエンゼルスのマイク・トラウト外野手(28)が25日(日本時間26日)、術後の経過報告を含めた今季総括会見を開いた。普段は松葉杖姿だが、この日は右足をミニ四輪車に乗せてちゃめっ気たっぷりに会見場に姿を現し「6週間程度で全力で動けるようになると言われている。状態は良い」と笑顔で話した。

 今季は打率・291、104打点で自己最多の45本塁打を記録。自身3度目のア・リーグMVPの候補に挙がり「打撃コーチとよくコミュニケーションを取り、しっかりアジャストすることができた」と手応えを口にした。一方で、ドラフト同期で親友のスカッグスが7月に急逝したことに触れ「目の前の試合に集中していたけど、タフなシーズンだった」と繰り返し話した。

 今季は2番・トラウト、3番・大谷のコンビで打線をけん引。大谷については「彼のプレーを見るのが楽しい。年間通して左膝の痛みと戦った。彼は今、一生懸命リハビリをしている。グラウンド外ではメンタルが非常に強い」と今季の奮闘をねぎらった。来季は2014年以来のプレーオフ進出を目指す。「(故障離脱中の)ラステラもアップトンも戻ってくる。彼(大谷)が戻ってくれば来季はもっと万全で臨むことができる」と力を込めた。

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2019年9月26日のニュース