ブルワーズのプレーオフ進出確定 地区首位カージナルスには1・5差と急追

[ 2019年9月26日 10:56 ]

プレーオフ進出を決めて歓喜するブルワーズの選手たち(AP)
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 ナ・リーグ中地区2位のブルワーズは25日、敵地シンシナティでレッズを9―2で下して88勝70敗。6連勝を飾って2季連続のプレーオフ進出を決めた。ここ19戦では17勝目。同地区首位のカージナルスがこの日、ダイヤモンドバックスに7―9で敗れて90勝69敗となったために、ブルワーズは残り4試合となった段階でカ軍とのゲーム差を「1・5」にまで詰めてきた。

 ブルワーズは初回にライアン・ブラウン(35)の22号満塁本塁打と、エリック・テイムズ(32)の24号ソロなどで一挙6点。2回には新人の日系選手で5番・二塁で先発したケストン・ヒウラ(23)の19号ソロで加点した。昨季のMVPで今季も打率トップ(・329)のクリスチャン・イエリチ(27)は9月10日のマーリンズ戦で右膝を骨折。しかし主砲が戦列を離れてから12勝2敗という好成績を収めており、地区優勝をも視野にとらえている。

 一方、前夜に延長19回の末にダイヤモンドバックスに2―3で敗れたカージナルスは同一カードとなったこの日、6回表まで5―2とリードしながらその裏に7点を献上して逆転負け。「ゲームセット」から「プレーボール」まで11時間しかなかったデーゲームで手痛い黒星を喫した。地区優勝へのマジックは「3」のままで残りはカブスとの3試合。有利な立場であることに変わりはないが、最後まで気を抜けない状況となった。

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