先制すれば強いソフトB、短期決戦へ工藤監督「切り替えてやらないと」

[ 2019年9月26日 09:45 ]

厳しい表情で練習を見つめるソフトバンク・工藤監督(撮影・中村達也)
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 59勝21敗1分け。

 9月25日現在、今季のソフトバンクが、先制した試合での成績だ。打線が序盤に得点を挙げ、終盤の甲斐野、モイネロ、森らの救援陣が締める。工藤監督は「先行逃げ切りがうちの勝ちパターン」と繰り返してきた。

 9月に西武との壮絶な優勝争いをしたが、2年連続でシーズン2位が確定。工藤監督は「しっかり気持ちを切り替えてやっていかないとね」と、10月5日から始まるクライマックスシリーズ(CS)に目を向けた。昨季もシーズン2位からCSで日本ハム、西武を破り、日本シリーズに進出した実績がある。指揮官は「しっかり守れば、打つ方にいいリズムで入っていける」と守り勝つ野球をポイントに挙げた。

 短期決戦では、より先制点の重みが増す。昨年のパ・リーグのCSはファーストステージ3試合、ファイナルSは5試合が行われたが、先制したチームが7度、勝利を収めている。プレッシャーの懸かる大一番。今年のCSでは、先行逃げ切りができるチームはどこか。(記者コラム・川島 毅洋)

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2019年9月26日のニュース