工藤監督 3年連続日本一へ「守り勝つ野球」でCSに臨む

[ 2019年9月26日 05:30 ]

練習を見つめる工藤監督(撮影・中村達也)
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 ソフトバンク・工藤監督が、3年連続日本一に向け「守り勝つ野球」でクライマックスシリーズ(CS)に臨む構えを示した。前日(24日)の楽天戦で逆転負けを喫し、2年連続で優勝は逃したが「しっかり気持ちを切り替えてやっていかないと。選手にも伝えて、改めてスタートすることになる」と切り替えを強調した。

 昨季もシーズン2位からCSで日本ハム、西武を破り、日本シリーズでは広島を下し球団史上初の下克上日本一を成し遂げた。短期決戦でのポイントには「しっかり守れば、打つ方にいいリズムで入っていける。投手のところが大事になってくる」と守備から攻撃にリズムをつくる野球をテーマに掲げた。先発陣は千賀、高橋礼の2桁勝利コンビに、右肘痛から復帰したバンデンハーク、ベテラン・和田らを軸に戦う。

 28、29日のオリックス2連戦(京セラドーム)がレギュラーシーズン終了カード。「2試合でどう使っていくか」と、選手のコンディション調整を優先しながら10月5日からのCSに向かう。

 まずは楽天とのファーストステージ。そして、最後までリーグ優勝を争った西武とのファイナルSを突破し、日本一3連覇に挑む。工藤監督は「勝たない限り、日本シリーズには行けない。両方勝つためのことをしっかりやっていきます」と決意を口にした。

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2019年9月26日のニュース