広島 野村 納得の5勝目 緒方監督「3回から修正 別人の投球」

[ 2019年8月2日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8―2巨人 ( 2019年8月1日    東京D )

<巨・広>5勝目を挙げた野村はスタンドの声援に応える(撮影・篠原岳夫)
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 広島・野村の復調は、修正力に見て取れる。初回1死一塁から、丸に左翼線への適時二塁打で先制されたのが、唯一の失点だった。

 3者凡退は4、5回の2イニングだけでも、散発の4安打。6回2死無走者から岡本に左翼フェンス直撃の二塁打を許すと、亀井をフルカウントから「狙っていた」とチェンジアップで空振り三振にして、6回1失点。7回の打席が好機で回り、代打磯村を送られたが「序盤はよくなかった。体が三塁側に流れていたけど、3回から修正できた」と自身2連勝となる5勝目に納得した。

 前半戦終盤は不調で約1カ月半の2軍生活。1軍復帰登板だった前回の7月25日の中日戦で6回3失点(自責1)と結果を残して、先発定着へ真価の問われる登板だった。緒方監督からは「立ち直ってくれたから試合が締まった。3回から修正してくれて別人の投球をしてくれた」と称えられた。後半戦での逆襲へ、期待を抱かせる好投だった。

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2019年8月2日のニュース