中日 花火大会の締めは京田の決勝スクイズ!与田監督「本当に良く決めてくれた」

[ 2019年8月2日 21:45 ]

セ・リーグ   中日5―4ヤクルト ( 2019年8月2日    神宮 )

<ヤ・中>9回1死三塁、京田がスクイズを決めて勝ち越す (撮影・大塚 徹)                                                                                                                                              
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 花火大会のフィナーレは派手な打ち上げでなく、地を這うようなネズミ花火だった。

 中日は接戦を制し、ヤクルトに勝利。3回までにビシエド、福田、アルモンテに本塁打が飛び出す一発攻勢で試合を優位に進めた。

 だが、先発・柳もバレンティン、山田哲に一発を浴びるなど踏ん張れず、5回に4―4に追いつかれた。中盤以降は両軍ともリリーフ陣が粘る中、中日は9回、先頭・阿部の右前打を機に1死三塁の好機をつくると、京田が1ストライクからスクイズ。一塁線に打球が転がる間に三塁走者の阿部が勝ち越しのホームを踏み、決勝点となった。

 派手な空中戦から一転、地味な小技で試合を決めた与田監督は「こういう展開になり、勝たせるために選手達が作戦を上手く決めてくれた」と満足顔。

 7月23日の広島戦では同点の延長10回1死二、三塁で阿部がセーフティースクイズを試みたが決められず、サヨナラ負けを喫していた。それだけに指揮官は「セーフティースクイズの難しさは感じていた。どちらかというと一か八か。本当に良く決めてくれた」と選手達を労った。

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