ソフトバンク・千賀「嬉しい」今季初完封勝利で10勝目 育成出身最多の通算52勝に並ぶ

[ 2019年8月2日 21:34 ]

パ・リーグ   ソフトバンク2―0日本ハム ( 2019年8月2日    札幌D )

ファンの声援に応える千賀(右)(撮影・高橋茂夫)
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 パ・リーグ首位攻防3連戦の初戦は、ソフトバンク先発の千賀が9回135球を投げて、2安打無失点の今季初完封で4年連続となる10勝目をマーク。チームとしても今季100試合目で初の完投勝利となった。千賀は元巨人・山口鉄也の持つ育成出身最多の通算52勝に並んだ。

 千賀は「なかなか出来なかったので、嬉しいです」と今季初完封を喜び「ストライクが入りましたし、(甲斐)拓也が良いリードをしてくれてリズム良く投げられました」とこの日の投球を振り返った。8回を投げ切った時点で118球だったが「監督とコーチを話してはなかったですけど、僕が9回も投げるという目をしていました」と明かした。

 この勝利で4年連続2桁勝利。「4年間大きなケガも無く、プレー出来ていることは大切なことだと思っています。そこは一安心しています」と語り、今後に向けて「チームの勝ちに貢献するピッチングをしていきたいです。大事な試合で勝てるように頑張ります」と気合を込めた。

 工藤監督も千賀について「今年一番。ピンチでも気持ちを切らさず粘った。自分の球を信じて最後まで投げてくれた」と褒め称えた。

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