楽天、敵地で日本ハム栗山監督のお株奪った?!今季初「ショートスターター」で勝利 

[ 2019年8月2日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3-1日本ハム ( 2019年8月1日    札幌D )

4回から登板した辛島(撮影・高橋茂夫)
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 楽天が今季初めて「ショートスターター」を敢行し、青写真通りの継投で勝利した。2軍戦の登板から中4日だった先発・釜田は3回で53球を投げ、2安打1失点で降板。1点リードの4回からは、事前のプランに沿って“第2先発”として辛島を投入した。

 「初めての経験なので責任は感じた」と振り返った辛島が、3回無失点と好投。7回以降も勝ちパターンの救援陣が無失点リレーで逃げ切った。7勝目を手にした辛島は「いつもと違う疲労感があったけど、結果的に抑えられてよかった」と安どの表情だった。

 ショートスターターは、日本ハムが多用する策。相手のお株を奪う采配に平石監督は「釜田と辛島の良さを引き出すための新たな試み。今後もいろいろな方法を考えていく」と説明した。柔軟かつ大胆な作戦がはまった快勝だった。(重光 晋太郎)

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2019年8月2日のニュース