王さん「復興伝える」被災地開催の意義強調 第29回世界少年野球大会が開幕

[ 2019年8月2日 05:30 ]

第29回世界少年野球大会福島大会

世界少年野球福島大会の開会式で子どもたちを激励する王理事長
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 世界少年野球推進財団(WCBF)などが主催する第29回世界少年野球大会福島大会の開会式が1日、福島市のあづま総合体育館で行われた。初参加のラオスなど14カ国・地域から120人の少年少女が参加。福島県出身の中畑清氏(本紙評論家)も激励に訪れる中、WCBFの王貞治理事長(ソフトバンク球団会長)は「積極的に友達をつくってどんどん交流してほしい」とあいさつした。

 1年後に迫った2020東京五輪野球・ソフトボール会場となる被災地での開催については「復興が進んでいるのに、なかなか伝わらない。我々が伝える役割を果たせたらいいなと思う」と語った。大会は6日まで行われる。

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2019年8月2日のニュース