大谷、3勝目消えた…6回途中4失点 降板直後に2番手が逆転2ラン被弾

[ 2018年4月25日 11:43 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2018年4月24日    ヒューストン )

5回、フィッシャーに中越え2ランを打たれた大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が24日(日本時間25日)、敵地ヒューストンで行われたアストロズ戦に先発し、6回途中6安打4失点、7三振5四球で、1点リードの場面で降板。しかし2番手アルバレスが逆転2ランを浴び、大谷の3勝目は消えた。それでも球場表示で100マイル以上(約161キロ)4度、メジャー自己最速101マイル(約163キロ)を2度も計測した。

 右手中指のマメを悪化させ2回で降板した17日のレッドソックス戦から中6日で迎えた、昨季世界一アストロズとの初対決。初回はいきなり先頭のスプリンガーに中前打を打たれたが無失点で終えた。2点の援護をもらった2回は2死からブレグマンにスライダーを左翼線へ運ばれて二塁打とされ、マキャンを歩かせて2死一、二塁のピンチを招くと、8番ゴンザレスへの初球でメジャー移籍後最速となる100マイルをマーク。4球目も100マイルを記録したが、その直球を捉えられて右前適時打を浴び、1点を失った。

 3、4回は走者を出しながらも得点を許さなかったが、5回、先頭のゴンザレスを歩かせると、続く9番フィッシャーに初球の153キロを捉えられて中越え2ランを被弾。4―3と1点差に迫られた。続くスプリンガーには右前打を打たれたが、後続を断った。4番レディックへの3球目、6球目にはメジャー自己最速を更新する101マイルをマークした。

 6回は先頭のグリエルを歩かせ、ブレグマンを空振り三振とした場面で降板。しかし、リリーフしたアルバレスが1死一塁からマキャンに逆転2ランを打たれ、大谷の3勝目はならなかった。

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