東洋大・甲斐野 2回パーフェクト救援 神宮自己新155キロ

[ 2018年4月25日 05:30 ]

東都大学野球   東洋大4―3国学院大 ( 2018年4月24日    神宮 )

<国学院大・東洋大>8回から登板し完壁な救援を見せた東洋大・甲斐野             
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 1回戦2試合が行われた。東洋大は今秋ドラフト候補の甲斐野央投手(4年)が2回完全の好救援を見せ、国学院大に競り勝った。亜大は中村稔弥投手(4年)が1失点完投で今季3勝目を挙げた。

 完璧な救援だ。東洋大は8回、4―3と逆転すると、その裏に甲斐野が登板した。快速球と鋭い変化球で走者を許さず3奪三振。155キロをマークして打者のバットに空を切らせると、どよめきが起きた。今春オープン戦で出した157キロに迫り、神宮に限れば自己最速を更新。「(チームメートから)出し過ぎだよ、と言われた」と笑みをこぼした。

 10日の今季初登板の中大戦では1点ビハインドから登板し、2失点した。「今回は勝ち越してくれたので気持ちも乗っていた。早く悪い印象を消したかった」。視察した巨人の岡崎郁スカウト部長は「いい投球が見られた」と話した。「これ以上速い球はたぶん無理」と笑った右腕。リーグ3連覇へ剛球がうなる。 (武田 勇美)

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2018年4月25日のニュース