ON、衣笠氏へ敬意 長嶋氏「しん強いナイスガイ」王氏「強い気持ちあった」

[ 2018年4月25日 08:40 ]

“鉄人”衣笠祥雄さん死去

1980年8月4日、1247試合連続出場の日本新記録を達成した衣笠氏(左)は王から祝福の花束を受け取る
Photo By スポニチ

 ONはそろって「鉄人」と口にし、衣笠氏に敬意を表した。

 長嶋茂雄氏(巨人終身名誉監督)は「しんが強く、優しい心を持っているいい男、ナイスガイでした」。印象深いのは監督1年目で最下位に沈んだ1975年。衣笠氏は山本浩二氏と広島を引っ張り、初優勝を成し遂げた。脳裏に焼き付いている場面もあり「死球を受けた時にはカープのベンチを自らなだめながら笑顔で一塁へ向かう姿が忘れられません」と振り返った。

 王貞治氏(ソフトバンク球団会長)は「こんなに早く亡くなられるとは信じられません」とショックを受けた。ケガを乗り越えて達成した連続試合出場記録に触れ「絶対に続けるんだという強い気持ちがあったからですし、その気持ちは後輩にも受け継がれていると思います」と語った。

続きを表示

2018年4月25日のニュース