大谷、4失点で3勝目ならず 2番手が逆転被弾 メジャー自己最速163キロ記録も

[ 2018年4月25日 11:35 ]

ア・リーグ   エンゼルス―アストロズ ( 2018年4月24日    ヒューストン )

アストロズ戦の5回、エンゼルス・大谷(下)がマークした101マイルの球速を表示する電光掲示板
Photo By 共同

 エンゼルスの大谷翔平投手(23)が24日(日本時間25日)、敵地ヒューストンで行われたアストロズ戦に先発し、6回途中6安打4失点で、1点リードの場面で降板。しかし2番手アルバレスが逆転2ランを浴び、大谷の3勝目は消えた。

 右手中指のマメを悪化させ2回で降板した17日のレッドソックス戦から中6日で迎えた昨季ワールドシリーズ覇者アストロズとの初対決。初回、いきなり先頭のスプリンガーに中前打を打たれたが、スライダーでアルテューベを中飛、コレアを見逃し三振に仕留めると、飛び出した一走スプリンガーもアウトで無失点で切り抜けた。

 2点の援護をもらった2回はレディックを空振り三振、グリエルを見逃し三振で2死とした後、ブレグマンにスライダーを左翼線へ運ばれて二塁打を打たれ、マキャンを歩かせて2死一、二塁のピンチを招く。続く8番ゴンザレスへの初球でメジャー移籍後最速となる100マイル(約161キロ)をマークし、4球目も100マイルを記録したが、その直球を捉えられて右前適時打を浴び、1点を失った。

 3回は2四球で2死一、二塁としたが、後続を断って無失点。アルテューベはスプリットで空振り三振に抑えた。4回は先頭のグリエルに中前打を打たれるも、マキャンを二ゴロ併殺打に仕留めるなど得点を許さなかった。

 しかし5回、先頭のゴンザレスを歩かせると、9番フィッシャーに外角の初球を捉えられて中越え2ランを被弾。4―3と1点差に迫られた。続くスプリンガーには右前打を打たれたが、後続を断った。4番レディックへの3球目、6球目にはメジャー自己最速を更新する101マイル(約163キロ)をマークした。

 6回は先頭のグリエルを歩かせ、ブレグマンを空振り三振とした場面で降板。しかし、リリーフしたアルバレスが1死一塁からマキャンに逆転2ランを打たれ、大谷の3勝目はならなかった。

続きを表示

この記事のフォト

2018年4月25日のニュース