衣笠氏の鉄人伝説 死球で骨折も志願の出場「1球目はファン、2球目は自分、3球目は西本君のため」

[ 2018年4月25日 08:43 ]

1979年8月1日の巨人戦、西本聖のシュートを左肩に受け倒れる衣笠選手
Photo By スポニチ

 元広島で2215試合連続出場の日本記録を持つ衣笠祥雄氏が23日夜、上行結腸がんのため都内で死去した。71歳だった。14年夏頃から、がんのため闘病。一時は仕事をセーブしたが、亡くなる4日前までテレビのプロ野球中継の解説を務めるなど、最後まで「鉄人」を貫いた。

 ☆骨折しても出場志願 79年8月1日の巨人戦(広島)で西本聖から死球を受け、左肩甲骨を骨折。全治2週間と診断されたが、翌2日には代打出場。江川卓を相手に3球全てフルスイング。空振り三振に倒れたが、「1球目はファンのため、2球目は自分のため、3球目は西本君のために振った」と名言を残した。4日ヤクルト戦(神宮)にはフル出場。連続試合出場の記録樹立に至った。

 ☆耳当て付きヘルメットを拒否 70年8月の阪神・田淵幸一の頭部死球を契機として、耳当て付きヘルメットの着用が義務化。しかし「視界が遮られ、逆に頭部付近のボールから逃げられない」と主張し、導入に猛反対した。NPBは衣笠の主張を一部認め、一定程度の年数を満たした選手に限り、耳当てなしヘルメットの使用を許可。他に巨人・王貞治も、耳当てなしで出場を続けた。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年4月25日のニュース