巨人・山口俊３冠！悪条件も２戦連続完投　Ｖ打は「たまたま」

セ・リーグ   巨人３―１中日 （ 2018年4月24日    長野 ）

雨の中力投する先発・山口俊
Photo By スポニチ

　巨人先発の山口俊がＤｅＮＡ時代の１６年６月以来の２試合連続完投でハーラートップタイの３勝目を挙げた。２回１死で平田に先制ソロを許したが、その後は二塁すら踏ませず、９回３安打１失点。勝ち星、勝率、奪三振の３冠に立ち、２完投もリーグトップタイとなった。

　雨が降り、地方球場ならではの傾斜のないマウンドはぬかるむ悪条件の中で「（上体が）突っ込まないように」と意識。「３、４番が打っている。そこに（チャンスで）つながないイメージでいった」と大島、京田の１、２番を無安打に封じた。打っても同点とした２回、なお２死一、二塁から決勝の左前適時打。「たまたまいいところに行った」とはにかんだ。