阪神・才木“第6の男”に浮上 GW9連戦でプロ初先発か

[ 2018年4月25日 05:30 ]

練習中に笑顔を見せる才木
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 阪神は、藤浪の2軍降格によって生じた先発ローテーション残り1枠の最有力候補に高卒2年目の才木が挙がっていることが分かった。28日からのゴールデンウイーク9連戦を控え、現状の先発陣では5月6日の9戦目の先発が足りなくなる計算。2軍からの先発投手を抜てきする可能性について金本監督は24日、「あるな。この予定で行けば」と見通しを立て「才木か…。望月はまだ早いしな」と「藤浪枠」の筆頭候補として示唆した。

 才木は入団1年目の昨季から多大な期待を受け、1軍で2試合登板、0勝0敗1ホールド、防御率0・00とデビューも済ませた。さらに昨秋、今春キャンプも1軍に参加し、アピールを続けてきた。目下、ウエスタン・リーグでは5試合で2勝1敗、防御率3・00ながら、27回で計27奪三振を記録するなど格の違いも見せつけている。1メートル89の長身から投げ下ろす150キロ超の直球を武器に1軍では初の先発マウンドに臨むことになりそうだ。

 もちろん、先発6番手候補は才木だけではない。腰痛からの復活を目指す望月も有力候補の一人。指揮官も「いいらしいけどね、手術してから。十分に(チャンスはある)」と期待を寄せた。

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2018年4月25日のニュース