上原 10年ぶり“コージコーナー”復活 東京Dロッカーは同じ左の角

[ 2018年3月20日 05:30 ]

東京ドームに背番号11のユニホームで帰ってきた上原
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 大リーグから10年ぶりに巨人に復帰した上原浩治投手(42)が19日、東京ドームで行われた全体練習で1軍に初合流し、慣れ親しんだ本拠地で汗を流した。ロッカーは10年前と同じ左隅になり「コージコーナー」として若手に助言を送る。20日に同球場で行われる日本ハム戦で復帰後初登板。オープン戦は3試合の登板が予定され、順当にいけば開幕を1軍で迎える。

 投球しなくても驚かせた。投内連係。二塁走者を置いた場面で上原が鋭いけん制球を投げると、周囲からどよめきが起きた。

 「(サインプレーをして)1軍にやっと合流したのかなって感じ」。契約前に鹿取義隆GMに投球練習を披露しており、それ以来の東京ドームでのプレーだった。セ・リーグのファンミーティングに参加した高橋監督も「実績だったり、いろいろなものはみんなが認めている。本当はそっち(東京ドーム)に行きたかった」と合流を心待ちにしていた。

 ドーム内のロッカーの場所は10年前と同じ左隅に決まった。右隣には背番号19を継承した菅野がおり、新旧エースが並んだ。「分からないのでよろしく頼むと、お願いしました」と上原。チーム最年長の42歳はかつてバッテリーを組み、野手最年長できょう20日に39歳になる阿部とも再会し「お互い年取ったな」と言葉を交わした。

 「(最年長は)意識していない。端っこの方で静かにやらせていただきます」と笑うが、上原から多くを学ぼうとする後輩たちが放っておかない。合流初日に早速、若手数選手が助言を求めてきた。この日は時間の都合で十分な回答ができなかったが「自分の経験で生かせるものがあれば、どんどん話を聞きにきてほしい」と言う。さすがにスイーツは出てこないが、おいしい助言がもらえる「コージコーナー」がにぎわえば、チームの底上げにもつながりそうだ。

 「(オープン戦で)3試合はいけるかな」と斎藤投手総合コーチ。20日は救援で1回を投げる。08年11月1日の日本シリーズ第1戦以来3426日ぶりの東京ドームでの登板。上原は「ワクワク感より不安が大きい。何かをつかめたら」と表情を引き締めた。 (池田 翔太郎)

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