野村決定的も…広島・緒方監督 開幕投手明言しなかったワケ

[ 2018年3月20日 05:43 ]

意気込みを語る緒方監督
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 セ・リーグ6球団の監督とドラフト1位ルーキーが一堂に会する「ファンミーティング2018」が19日、横浜市内であり、広島・緒方孝市監督(49)はチーム力でリーグ3連覇を目指す方針を掲げた。

 会場に集まった約3500人は肩すかしを食らった格好だ。各球団のファンが期待する開幕投手、4番打者は誰?という質問項目。広島では、野村祐輔投手と鈴木誠也外野手の名前が挙がったが、壇上の緒方監督は苦笑しつつ明言を避けた。

 「開幕投手は、自分からは公言しないと言っている。選手には、オープン戦の投球内容を見ながら、このタイミングだ…というところで伝えた」

 過去3季は、開幕投手を公表してきた指揮官。今春は、野村が初の大役を担うことが決定的だが、未公表を貫く裏には独自の考えがあった。緒方監督は、選手名を伏せながら、その理由と開幕投手の位置づけを説明する。

 「名誉だろうけど、黒田や前田健のような絶対的な存在ではまだなく、俺の中ではローテーションの1番目に投げてもらう感覚。重圧抜きで、飛躍する一年になってくれれば」

 4番争いについては「まだ決めていない」とした。好調な松山が先行するが、本命の鈴木も右足首骨折から徐々に復調しており、右翼でフル出場が予定される25日の最終オープン戦まで予断を許さない。緒方監督は、鈴木の状態を思案する。

 「誠也が座ってくれれば頼もしい。ただ、右足の状態もあるので無理はさせられない。状態が上がってくれば安心できるけど、彼に全責任を負わせようとは思っていない」

 4番には一発長打ではなく、打点がほしい場面での勝負強さを求める指揮官。「松山、新井も勝負強い。候補選手はいるので、状態を見極めながら打線を組みたい」と続けた。

 エースと4番。彼らの活躍はチーム成績に直結し、相応の責任を負うのが通り相場だ。ただし、野村と鈴木はまだ発展途上。緒方監督は2人に期待しながらも、従来通りの一丸野球を前面に掲げる。球団史上初のリーグ3連覇、そして日本一へ。発進は10日後だ。(江尾 卓也)

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