阪神・小野 今春まだ無失点 成長の要因は“落ち着き”

[ 2018年3月20日 05:38 ]

投内連係を行う(左から)藤浪、才木、小野、秋山
Photo By スポニチ

 20日のDeNA戦(横浜)先発に向け、甲子園球場に隣接する室内練習場で最終調整を終えた阪神・小野の表情には少し自信が見えた。それもそのはず。今春はまだ1点も取られていない。逆転での開幕ローテーション入りに希望を見いだすべく、決意表明した。

 「ゼロに抑えられればいいなかと。明日もこだわって、ゼロに抑えたい」

 静かな快進撃は、2月7日の紅白戦から始まった。オープン戦では3月7日のDeNA戦で5回を2安打無失点。さらに前回14日の教育リーグ・中日戦は7回を2安打無失点。矢野2軍監督も「(相手が)真っすぐを待っているところに真っすぐで押し込めた。1軍でもしっかりやっていける投球」と太鼓判を押した。ここまで実戦6試合で計21回を投げ8安打無失点。完封を2度もした計算になる。

 「ランナーを背負っても落ち着いて投げられているので、去年とは違うのかな。明日も落ち着いて周りを見ながら投げたい」

 成長の要因は「落ち着き」だ。新人だった昨年は、打線の援護がないなど運のなさもあったが、対戦相手に飲み込まれることもあり、球団新人のワースト記録となる開幕7連敗を喫した。だが、その面影はもうない。「初めてなので雰囲気を感じられたら」と初めて臨む横浜スタジアムでの登板にテーマを掲げたが「いつもと変わらず、ストライク先行で。強打者の前にランナーをためないこと。一つ一つのアウトをしっかり取りたい」と、ゲームプランを冷静に頭の中で整理した。

 開幕ローテーションに内定している藤浪が13日のヤクルト戦で3回1/3を6失点。同様に岩貞も17日の中日戦で6回5失点と乱調が続いた。開幕2カード目のDeNA戦(横浜)が2連戦の変則日程のため、開幕ローテは5人。通常なら、小野は1週間待たされるが「ミスター0」が続けば逆転の目も浮上する。金本監督も惚れ込む2年目右腕の進撃で、枠の奪い合いは、さらに激しくなりそうだ。(鶴崎 唯史)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2018年3月20日のニュース