西武 秋山 結果も内容も重視「結果とプラスアルファがあればいい」

[ 2018年3月20日 20:04 ]

 開幕まであと10日。昨年のパ・リーグ首位打者、西武・秋山翔吾外野手(29)が20日、オープン戦のロッテ戦(メットライフ)で2打数1安打、1四球。相手先発の石川に3打席で21球を投げさせた。開幕へ向けた最終調整の時期の、好打者の3打席に迫った。

 「展開の中で0―0だったので、きょうは出塁することが必要なケース。あれはあれでいい」。

 ともに先頭で迎えた初回と6回。それぞれ左前打、四球で出塁した。得点にはならなかったが1番、先頭打者の役割を果たした「結果」への自己評価は「あれはあれでいい」だった。

 西武のオープン戦は残すところ、この日を含めて5試合。秋山は限りなく公式戦に近いアプローチで打席に立っている。「何かを試す、ということはもちろんまだある。ただ結果が出なくていいかというと不安。だから内容がよければいい、という気持ちを持ち過ぎていい時期ではない」。結果も重視、内容も重視し「結果とプラスアルファがあればいい」とする中で、この日は追い込まれてから放った6本のファウルを自己評価した。

 3回はフルカウントから3球連続ファウルの後、遊撃後方の左飛。5回は2―2から3球連続ファウルし、2球ボールを選び四球で出塁した。ともに石川に9球を投げさせた。「石川のボールに対して、いい軌道で(バットが)出せた。追い込まれてからは自分の形でのファウルが多かった」とした。

 秋山の打撃の基本の1つは「ボールの内側を打つ」こと。インパクトの際に、グリップが投手側にグッと出た状態で、ボールの体に近い方の面をバットで打つイメージに近い。「バットをこねるような、とか打たされたという感じではなく、ボールの内側に(バットを)入れて行けたというファウルが多かったというのは、すごくよかったと思う」。この日のファウルは、ほとんどが三塁方向へライナーで飛んだ。

 「いいファウル」の裏には、ちょっとした修正があった。「スイングどうこうの前に、顔が前を向くって言うか、先に行っちゃう、早く動いている、という感じがあったので、そこを修正した」。ボールを打つより、ほんの少し早く、顔(首)が一塁方向に回転していたことを矯正。長くボールを見ることができるようになり、体の動きもイメージに近くなった。

 だが、3打席で2度の出塁を果たし21球を投げさせ、手応えの6本のファウルを放っても自分に厳しかった。「(ファウルの前に)仕留められる球があった。前に飛ばせる球を打てていないので、そこをしっかり詰めていかないとヒットは出ない」。類い希な好打者の打撃への考えが詰まった「秋山の21球」だった。

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