広島先発陣に不安…薮田 制球苦しみ4回途中5四球6失点

[ 2018年3月20日 14:32 ]

オープン戦   広島―オリックス ( 2018年3月20日    ほっと神戸 )

<オ・広>広島先発の薮田
Photo By スポニチ

 広島・薮田和樹投手(25)は20日、オリックスとのオープン戦に先発し、3回2/3、5安打5四球6失点でマウンドを降りた。

 気温が低い上に、小雨が降る厳しい環境の中で制球に苦しんだ。初回は二死無走者から3番・吉田正に長打を浴びると5番・小谷野に左前適時打で失点。それ以降も修正できず、4回に3連続を含む4四球を与えたところで降板を余儀なくされた。前回登板13日、日本ハム戦では5回4安打5失点で6四死球を与えたが、この日も課題解消とはならなかった。

 開幕を目前に控え、コイの先発陣に不安要素が見え始めた。17日楽天戦(静岡)で岡田が左足に打球が直撃して緊急降板。18日同戦では先発・大瀬良が5回5失点と崩れた。開幕2カード目の初戦、4月3日ヤクルト戦(神宮)での先発が決定的な右腕が嫌な流れを断ち切りたいところだったが、不安がつのる投球内容となった。

続きを表示

2018年3月20日のニュース