金本監督 FA権取得の大和残留熱望「当然、残ってほしい」

[ 2017年10月20日 05:55 ]

阪神の大和
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 阪神・金本監督が今季途中に国内フリーエージェント(FA)権を取得した大和の来季残留を熱望した。

 「当然、残ってほしいに決まっている。フロントに任せるしかない。残ってほしいし、残ってくれると思っている」とラブコールを送った。

 大和は今季、シーズン中盤からレギュラー遊撃手の座をつかみ、100試合(先発52試合)に出場。球界屈指の守備力で、内野守備に欠かせない存在となった。さらに昨オフから両打ちに転向したばかりながら、打率・280、1本塁打、16打点と打撃面でもチームの2位躍進に貢献。来季も正遊撃手として構想されている。

 球団はFA権を行使した場合に備え、すでに下交渉を開始。四藤球団社長が「何度も言っているように必要戦力。僕じゃないけど、もう話はしているんじゃないか」と話したように3年前後の複数年契約などの条件を提示しているもようだ。その一方で「他球団の話も聞いてみたいんじゃないかな」と心情に理解を示しており、「鳥谷もそうやったけど、じっくり考えてくれたら」と宣言残留も認める方針を示した。他球団では、オリックスなどがその動向を注視。長期戦も覚悟の上で、全力で引き留めてみせる。

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2017年10月20日のニュース