空振りがファウルボールの判定 球審が自身のミスジャッジ認める

[ 2017年10月20日 09:05 ]

ウルフ球審に抗議するカブスのマドン監督 (AP)
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 18日のナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦で球審を務めたジム・ウルフ審判員が、自身のミスジャッジを認めた。ESPN(電子版)など米国の複数メディアが同日に報じた。

 ウルフ審判員はこの試合の8回にドジャースのグランダーソンが打席の際、一度は空振りの判定を下したが、バットにボールが当たったとするドジャース側の抗議を受け、最終的にファウルボールに判定を覆した。

 現地放送局の映像では、グランダーソンのバットはボールに当たっていないように見えたが、このプレーはビデオ判定の対象とはならないため、ウルフ審判員は他の審判員と協議。その結果、ファウルボールの判定を下したが、AP通信の記者によると、試合後にプレーをビデオで確認した同審判員は、これが誤審であったことを認めたという。

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2017年10月20日のニュース