DeNA 1―0でセ王者に連勝 CSファイナル2勝2敗のタイに持ち込む

[ 2017年10月20日 21:23 ]

セCSファイナルS第3戦   DeNA1―0広島 ( 2017年10月20日    マツダ )

2回2死一、二塁、DeNA・井納が右翼へ適時安打を放つ                                     
Photo By スポニチ

 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ(6試合制)は20日、マツダスタジアムで第3戦が行われ、DeNAが1―0で広島を下して2連勝。通算成績を2勝2敗(広島のリーグ優勝アドバンテージ1勝を含む)とし、レギュラーシーズン3位から”下克上”での日本シリーズ出場へ向けてタイに持ち込んだ。

 DeNAは2回、2死走者なしから嶺井、柴田の連打で2死一、二塁。ここで8番に入っていた先発投手の井納が広島先発・ジョンソンの直球を右前へ運び、先制点をもぎ取った。

 6回の守りでは、それまで無失点と好投していた先発の井納が連打を浴び1死一、二塁のピンチを招くと、2番手・三上にスイッチ。三上がバティスタを打ち取ると砂田がマウンドに上がり、砂田が四球で松山を歩かせると須田が登板。この須田がエルドレッドを打ち取り、この回を無失点とラミレス監督が執念の継投を見せた。

 広島は先制点を失った直後の2回に先頭・松山が右越え二塁打で出塁したが無得点。イニング前に円陣を組んだ3回には1死から田中が右中間二塁打を放ったが、またしても無得点に終わると、5回には先頭・西川が右前打で出ながら石原が3バント失敗で送れず、先発投手・ジョンソンの代打に出た天谷の打席で西川が二盗に失敗、天谷も空振り三振に倒れた。7回には無死一塁で石原が試みた送りバントが捕手前へのゴロとなり、併殺打。8回には無死一塁から菊池が送りバントの構えから強攻したが、二塁への併殺打に終わった。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月20日のニュース