星稜・松井引き当てた長嶋監督、その裏側は…21日「バース・デイ」

[ 2017年10月20日 06:00 ]

クジを引いた際のサムアップを再現する長嶋茂雄氏
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 92年ドラフト会議で再任直後の巨人・長嶋監督が星稜の松井秀喜を引き当てた裏側に迫る「バース・デイ」が21日午後5時(※休止の場合は28日午後4時に延期)からTBS系列で放映される。両氏へのインタビューを中心に、当時は阪神ファンだった松井青年の心を動かした長嶋監督の言葉など舞台裏をひもとく。

 当時の世相は、Jリーグ開幕を翌年に控え、サッカーが一大ブームを巻き起こしていた。野球界が強い危機感を抱く中、長嶋監督はスーパースターの誕生を強く願っていた。その可能性を、18歳の松井に見ていた。

 「みんな良い投手を欲しいと思うけど、あの時は別格なんですよ。松井君は巨人の4番じゃなくて、日本の4番になると思っていましたから」

 一方の松井青年は、夢だったプロ入りが現実的に迫り、憧れていた阪神のタテジマへの思いを強くしていた。そんな中、長嶋監督が就任会見にて「松井君にプロとして大成する潜在能力というか、野球人として心打つものを感じました。ご縁があるなら是非育ててみたい、指導してみたい」と口にした。夕食時のテレビのブラウン管越しに、突然自分の名前が語られ驚いたという。

 「あの時初めて“えっ”て思いましたよ。その時はまだね、指名するとかそういう話はジャイアンツの方から聞いていなかったですし、本当に急にドンと現れたっていうか、そんな感じでしたね」

 ドラフト当日、巨人、阪神、中日、ダイエーの4球団が松井を指名した。運命の糸が絡み合った瞬間だった。長嶋監督が交渉権を引き当て、親指を突き立てるサムアップのポーズ。そこから4番1000日計画の下、二人三脚で日本最強スラッガーへの道を歩み始めた。

 今年のドラフトでは、その松井氏以来の大型高校生スラッガーとされる早実・清宮への指名に注目が集まっている。未来のスター候補へ、長嶋、松井両氏とも番組中でメッセージを送っている。

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